病気のリスクを回避するためのブログ

病気のリスクを回避するために、番組で放送された専門医からのアドバイスや新情報を書いていきます。

テレビを観ながら健康診断 糖尿病編、[効果的な食べもの」のおさらい

テレビを観ながら健康診断 糖尿病編

 

今回は、②「です。
糖尿病の専門医に糖尿病予防のために食事の際、気をつける2つのポイントを教えていただきます。

■1つ目の糖尿病を予防するためのポイントは...

緑茶を飲む

1日に緑茶を6杯飲む人は、ほとんど飲まない人に比べて糖尿病の発症リスクが約3割低いというデータがあります。

ですので、コップ1杯=180ml

1日500mlのペットボトル 約2本くらい飲むと良いようです。

 

では、どうして緑茶がいいのか...

カニズムがはっきりと解明されていないですが、緑茶に含まれるカフェインが基礎代謝を上げたり、脂肪の燃焼を進めることで糖尿病になりにくいと言われているそうです。

ですから、コーヒーでも効果があると言われています。

 

■2つ目です

二つ目のポイントは...

②必ず朝食を食べる

理由は、朝食をとらないとその後昼食、夕食の血糖値の急上昇につながるからです。

 

【研究結果】

糖尿病患者さんを対象にした研究がありますが、朝食を食べなかった日の血糖値は、125㎎/d1ですが、昼食で、268㎎/d1、夕食が294㎎/d1と高く、1日中血糖値が高い数値が持続します。

朝食を食べ日の血糖値は昼食後は192㎎/d1夕食後は235㎎/d1と朝食を食べない日よりもどちらも血糖値が低く、1日中血糖値が低く保たれていました。

では、朝食を食べないと血糖値がどうして上がってしまうのかというと、空腹状態で急に食事をすると血糖値が下がり、インスリンの分泌が追い付かず血糖値になるようです。

 

ちなみに、どうしても朝食を食べられない人は、コーヒーや牛乳、トマトジュースを飲むだけでも血糖値を急上昇させない効果があるそうです。

さらに、食前か食事中にお酢を15ml飲むと血糖値の急上昇を抑えてくれます

お酢にはいろんないい効果がたくさんありますが、お酢に含まれる主成分が、腸で糖の吸収を穏やかにし血糖値の急上昇を抑えてくれます。

 

【研究結果の報告】

健康な方を12名集めて行った研究では、まず、お酢を摂取しないで食事をしてもらった人の平均の食事血糖値は、141㎎/d1まで上昇していますが、食事中にお酢を摂取した人の食後の血糖値は127㎎/d1と、お酢を摂取しないで食事をした人よりも
14㎎/d1も低く抑えられています。ですので、お酢を水で薄めて飲んでも、おかずの中に入れて摂っても大丈夫ですので気になる方は行ってください。

 

お酢って本当に健康にいいんですね!

 

以上、「糖尿病編、効果的な食べもの」のおさらいでした。

テレビを観ながら健康診断から 糖尿病チェックリストをしてみてください

テレビを観ながら健康診断 糖尿病編

 

糖尿病危険度チェック

糖尿病のリスクの目安となるのが血糖値です。

正常な人の血糖値は、空腹時80~100mg/d1 食後1400mg/d1

血糖値が常時140mg/d1以上となると高血糖と言われ糖尿病を患うリスクが高くなります。

しかも、加齢とともに血糖値を抑えるインスリンと呼ばれる働きが低下するため50代以降から糖尿病患者が増加しています。
70歳以上では、なんと男女ともに4割の人が糖尿病を患っています。
さらに、糖尿病は、将来的に失明や足の壊死など、様々な合併症にも繋がる怖い病気です。

 

ここからは、糖尿病専門医による糖尿病のチェック法、効果的な食べもの、効果的運動をご紹介しますが、今日は、糖尿病のチェック法です!!

 

まず、糖尿病はどんな人がなりやすいのか...

 

1型糖尿病と2型糖尿病の2種類がありまして、1型はまだ原因がはっきりしておらず急に発症してしまいます。

2型糖尿病は、普段の食生活や生活習慣が原因で発症してしまいます。

 

今日は、2型糖尿病についてのお話です。

 

糖尿病危険度チェックをしてみましょう。

 

糖尿病チェックリスト

 

皆さん、あてはまる項目チェックしてみてください!

 

■朝食を食べない
■家族・親戚に糖尿病の人がいる
■朝・昼・晩いずれかの食事は5分以内に済ます
■甘いものを毎日食べる
■夕食はよく午後9時以降に食べる
■定期的な運動はしない
■睡眠6時間以下の日が週に1日でもある
■ちょっとしたことでイライラする
■20歳の時と比べて体重が10キロ以上増えた

 

3つ以上チェックが付くと要注意です。リスクが高くなりますので改善が必要です。


●リストの「朝・昼・晩いずれかの食事は5分以内に済ます」にチェックが付いた人へ

胃や腸に一気に糖が運ばれてインスリンの分泌が追い付かないため短時間で血糖値が急上昇してしまいます。

食事は、「15分以上かけて食べる」、「ゆっくり噛んで食べる(食べすぎの防止につながる)」よう心がけてください。

 

●20歳の時と比べて体重が10キロ以上増えたという人へ

通常は20歳頃の体重がベスト体重と言われています。そこから10キロ以上増えた人は特に内臓脂肪が増えているので血糖値を下げるインスリンの効きが悪くなり糖尿病になりやすくなります。
ちなみに、20歳の時と比べて体重が10キロ以上増えた人は、体重が2キロ未満増加した人と比べて「糖尿病発症率が約3倍」にもなります。

 

少しずつでもいいので、自身の体を労わってあげましょうね。

テレビを観ながら健康診断 病気の危険度チェックSPより、高血圧改善のお話

テレビを観ながら健康診断 病気の危険度チェックSPより(2018年秋)から、高血圧の改善に関する情報をおさらいしますので、まだ、見ていない方は、ぜひ、参考にしてください。

 

高血圧の改善に効果的な食べものは...

高血圧専門医からのオススメをご紹介します!

①皮むきピーナッツ
ピーナッツの渋皮には、血管を広げるポリフェノールが含まれているため
渋皮ごと食べるのがオススメなんです。

実際に、1日20粒のピーナッツを37日間食べた人の血圧の平均が、食べる前は139あったのですが、食べた後は131に、つまり8下がったのです。

平均値で8下がるのは、なかなか薬でもこのような効果は出ないそうです。

 

②100%のぶどうジュースを朝昼晩200ml3回摂る

100%と書いてあればどこのメーカーでも効果はあります。
平均3人の実験から1週間飲んで、4mmhg下がりました。100%のぶどうジュースにも血管を広げるポリフェノールが多く含まれているため、毎日飲むことによって、血圧を下げる効果が期待できます。

 

お酢を1日15ml飲む(大さじ1杯)
お酢に含まれる酢酸が血管を広げ血圧が下がります。朝起きた時に18日間飲んでいただいた結果、飲む前よりも4mmhg下がりました。

お酢であれば何でもよいとのことです。

上記の①~③のどれかを毎日行ってください。

 

お酢に関して...

 

♦一般的に、スーパーなどで簡単に購入出来て、飲みやすいものをご紹介します!

 

・リンゴ酢
黒酢
・ブルーベリー黒酢
・レモン黒酢

 

それぞれ15mlのお酢を水で5倍に薄めてください。

 

出演されていた各タレントさんから、美味しい!と言われていたのが、ブルーベリー黒酢とレモン黒酢でした。

特に、ブルーベリー黒酢は、甘くて美味しいとのことです。

ちなみに、お酢は温めても効果がありますので、野菜炒めなどにもお酢を15ml入れるなどしてお料理にお使いください。

 

♦ここからは血圧を下げる効果的な運動方法のお伝えです。

手と足についている水を振り払う感じで、ぶらぶら~っとしてください。
足は片方ずつやる、手は両方やるといった感じです。

こちらを行うことで、筋肉の緊張がほぐれますので、血管が広がり血圧を下げる効果があります。
一日、1分×3回を目安に毎日行ってみてくださいね。